7月1日のCreators@Kamogawaでは、再び、ヴィラ鴨川のレジデントと日本のクリエイターが活発な議論を交わしました。

第1部では、ビデオ作品などを手掛ける美術家ニカ・ラディッチと、ファッションデザイナーの津村耕佑氏が、公的空間と私的空間の関係について話しました。プライバシーが脅かされる一方、難民や引きこもりが憂慮される今日、芸術とデザインに何ができるのか、その可能性がテーマとなりました。


続いて、今日のデジタル技術とその社会への影響について、作曲家のブリギッタ・ムンテンドルフと、メディアアーティストの久保田晃弘氏が意見を交わしました。導入として、オペラというメディアの特性と、ソーシャルネットワークの機能を結びつけた、ムンテンドルフの作品『iScreen, YouScream!』が紹介されました。



トークのあとは、ドイツビールやおつまみを片手に交流会が続きました。カフェ・ミュラーでは、カリーヴルストのほか、本場シュヴァーベン地方の味にも引けを取らない、手作りのシュペッツレを味わうことができました!

