書いてみたいとおもいます。今年2010年は、オーバーアマガウ
(ミュンヘンの南の村)で10年に1度、第41回目の
「キリスト受難劇」が上演される年にあたりました。
この劇は、プロの役者ではなく、演技・コーラス・オーケストラ
すべてが村の住民が担っているのが特徴です。
夏にドイツにいる=せっかくの機会なので週末を使い、
観劇に出かけました。デュッセルドルフは空港が
中心地からそれほど離れていないので、
飛行機までミュンヘンでいき、ミュンヘンの
空港から鉄道を使って、オーバーアマガウまで2時間ほど、
半日ほどの旅路でした。ミュンヘンからオーバーアマガウまでは
特別列車がでていてとっても便利でした。あと車窓からの景色も
絵のようにうつくしいです。宿泊先はユースホステル、
キリスト受難劇の鑑賞チケット、2泊3日分の全食事、郷土博物館の
入場料、プログラムがついて、170ユーロと
なかなか良心的な価格でした。
席も非常出口近くでしたが、かなり前のほうだったので
わりと見やすかったです。
駅を降りて川沿いをのんびり10分ほど歩くとオーバーアマガウの
ユースホステルがあります。
オーバーアマガウのキリスト受難劇は、30年戦争
(1618年から1648年)のさいペストが流行し、
これ以上犠牲者を出さないため、
多くの村人が「イエスキリトの苦難と死、復活の劇」を10年に一度
上演することを誓い合ったことからその歴史が始まりました。
初演は1634年で、ペストで亡くなった人の墓の上に造った
舞台で行われました。
それ以来、定期的に受難劇が上演されるようになりました。
演じるのも、演奏やコーラス、裏方もすべて
オーバーアマガウの住民です。村に住む約5000人のうち、
約半数の2500人が劇にかかわっています。
男性の出演者はだいぶ前から髪とひげを伸ばし続けるようです。
上演は夕食休憩を挟んで6時間ほど、
後半は暮れゆく空も演出の一部として計算されている
かのような感じでした。
特に村人が総出するシーンなどは舞台から湧き上がってくるような
声の力に圧倒されました。演出もその年毎に変えていて、
伝統の中にも現代性を取り入れた感じになっていました。
日本人も何人か見かけましたし、カトリックの国イタリアや
スイスからもバスが来ていました。
グッズもなかなか充実していてTシャツと公式の写真集、CDを
買いました~。
次回上演は2020年、10年は長いようで結構すぐかもしれません。
みなさんも2020年に是非いかれてみてはどうでしょうか?
オーバーアマガウ自体も本当にすてきなところなので、
是非是非、ドイツへいかれるさいにはおすすめした
町です。
宿泊したユースの近くの様子。
空気&空&自然がきれい!
空気&空&自然がきれい!

