ベルリン・ゲーテでの授業も終わり、斡旋の滞在先から別のWGヘ移動しました。自分のブログからの横流しはこのあたりで終わりにさせていただきます。ベルリンには2013年1月17日まで引き続き居残りまして、コペンハーゲンを経由して22日に帰国します。
「まとめ」的なことがもしいずれまとまれば書き足すかもしれません。本家ブログは更新続行ですので、もしその後行方が気がかりな方は直接そちらをご覧ください。
今回のドイツ語研修旅は、奨学生に選んでくださった東京ドイツ文化センターはじめ、多くのみなさんのご支援ご声援のお陰です。どうもありがとうございました!
ブログ「ますだいっこうのあと」[ベルリン2012/13]→こちら
23-12-12
『Gefahr-Bar』
大鍋そのままで繰り返し作ってきたスープを平らげてきれいに洗い、順次片付けて撤収荷造り、体からの粉ばかりの床も丹念に掃き、忘れ物なし、ペトラさんに鍵を返して、4週間の滞在先を、本降りになりだした雪の中、あとにする。深謝合掌。ベルリンの僕的初雪をこの部屋で体験できたのはある意味幸せだったかもな。凍えるも清々しき空気と曇りがちとはいえ時々刻々色を変える広々した空から受け取ったものは大きい。
きっちり20分間隔のトラム21もちょうどやって来て、M13に乗り換えてヴェディングまでトラムの小さな旅。SOさん留守中のWG部屋に3週間お世話になる。〈窓際の暖房をすぐ背にして座るように配置換え少々〉など。越冬ならぬ越クリスマスに向け最寄りのLidlへ買い出し〈REWEとLidelの差を肌で実感、まあ店舗によるでしょうけどw〉。元々の部屋借り主BJが間借り部屋へ物を取りに入ってきた流れで、ドイツ語トーク、台湾企業に務めてるそう。しばし独語自習後、ハッケシャーのアジアン・インビスで焼きそば経由スターバックスでカフェ淫。
『Gefahr-Bar』@フォルクスビューネ。直訳すると「危険なバー」、接尾語「bar」だと「~な状態な」「~できる」という形容詞も作れる。グランドピアノはじめ何台もキーボード、ドラムセット、ソファソファ、グラスや酒瓶収めたキャビネット、その合間をいろんな型のスタンドが琥珀色に照らす。そんな劇場使いでの音楽と詩とトークと映像の連続イベント。開演前、あ開演中も、ウォッカやワインがイケメン劇場所属俳優によって振る舞われたり、やんわりゆんわりムードがまずもって素敵。メインの3人以外のバックボーカル・映像担当の女性が、暇だとソファで煙草くゆらせたりしてる図もどこか痺れるクールさ。動物のかぶり物で街を歩き回るちょっとコミカルな映像や、ベルリンにまつわるポエトリー、何かの文学賞トークのパロディ←聞き違えでなければイェリネク役も登場してたような、など、特段なにがあるわけでもないサロン風な90分。劇場っていろんなことができるわよね、とあたりまえのことを改めて肌で楽しんだ。

バス・Uバーン・トラムと乗り継いで帰宅。まさに“まくらが変わった”夜でしばらく寝付けなかった。
きっちり20分間隔のトラム21もちょうどやって来て、M13に乗り換えてヴェディングまでトラムの小さな旅。SOさん留守中のWG部屋に3週間お世話になる。〈窓際の暖房をすぐ背にして座るように配置換え少々〉など。越冬ならぬ越クリスマスに向け最寄りのLidlへ買い出し〈REWEとLidelの差を肌で実感、まあ店舗によるでしょうけどw〉。元々の部屋借り主BJが間借り部屋へ物を取りに入ってきた流れで、ドイツ語トーク、台湾企業に務めてるそう。しばし独語自習後、ハッケシャーのアジアン・インビスで焼きそば経由スターバックスでカフェ淫。
『Gefahr-Bar』@フォルクスビューネ。直訳すると「危険なバー」、接尾語「bar」だと「~な状態な」「~できる」という形容詞も作れる。グランドピアノはじめ何台もキーボード、ドラムセット、ソファソファ、グラスや酒瓶収めたキャビネット、その合間をいろんな型のスタンドが琥珀色に照らす。そんな劇場使いでの音楽と詩とトークと映像の連続イベント。開演前、あ開演中も、ウォッカやワインがイケメン劇場所属俳優によって振る舞われたり、やんわりゆんわりムードがまずもって素敵。メインの3人以外のバックボーカル・映像担当の女性が、暇だとソファで煙草くゆらせたりしてる図もどこか痺れるクールさ。動物のかぶり物で街を歩き回るちょっとコミカルな映像や、ベルリンにまつわるポエトリー、何かの文学賞トークのパロディ←聞き違えでなければイェリネク役も登場してたような、など、特段なにがあるわけでもないサロン風な90分。劇場っていろんなことができるわよね、とあたりまえのことを改めて肌で楽しんだ。
バス・Uバーン・トラムと乗り継いで帰宅。まさに“まくらが変わった”夜でしばらく寝付けなかった。
22-12-12
『Der Spieler』
〈Sバーン環状線の外側を走るトラムを3時から12時の方向に長々乗って、ヴェディングの次の滞在先へ。様子見と本や紙類を先行搬入で。降りだした雪で街がみるみる白くなってった。WGには台湾女子[ML]と、一時滞在中の元々の借り主♂[BJ]がいて、早速断片的コミュニケーション。明日ちゃんと“引越し”ます〉、にしても本格的なアルトバウに住まうのは初めてだわ。どこかゴシック風味。スターバックス・ハッケンシャーで独語自習、ケバブ食い。
『Der Spieler』@フォルクスビューネ。〈開演1時間前にドストエフスキーの原作あらすじをウィキ知恵するという泥縄w。『賭博者』でした〉。そんな予習の放蕩破滅筋な第一連想は危口さんの「悪魔のしるし」だったりしたのはまあ余談で。
フランク・カストロフ演出で休憩込み4時間半!主人公アレクセイを演じるAlexander Scheerが、美形の長身、足なんか細くて超長い眼福な美形にもかかわらず、日本の小劇場俳優をも彷彿させる飛んだり跳ねたり痙攣したり叫んだりの演技が、たまらなくパンキッシュにかっちょよく、2列め中央席で目がハート。最初貴公子然としていたのが、ルーレットにのめりこむあたりでほとんどロックンローラーに、髪まで直毛横分けから縮れっ毛にまで変えて登場したのにも釘付け。他の登場人物も例によってひと癖ふた癖み癖な連中ばかりで、でっかいカメだのクロコダイルだののゴム製かぶり物?もお出まし。敢えて材木打って最低限飾っただけな回り舞台、定番のビデオ中継と、カストロフ風味は満点。とはいえアジテーション的/抽象的な台詞が続いて置いてけぼりくった以前のブレヒト作品と比べると、理解できる会話自体は結講多かったし、かつ異化効果高めとはいえ会話が基本なので、心情的にはずいぶん乗っかれました。
2幕目は、ルーレットしまくりぃの、その果てのグローバリズム的な台詞ありぃのあたりまでずっと中継映像で、資産家老婆がいきなりお色気衣装で賭博にのめり込むくだりなどは笑えたものの、温度上がらずにいたところへ、Alexander Scheerの椅子に立ったり床に転げったり早口でまくしたてる長台詞で、一気に集中、一気に過熱。とにかく惚れ惚れしました。全体の結論づけはやあまあ何というか金はさておき愛はどうよ的方面だったのかそれはそれで僕的には着地でき、長丁場も理解し切らないなりの充足感で埋まり、ほくほくして劇場を出た。

人けない公園の暗闇と冷気とオレンジの外灯に雪の白も加わったこの界隈の夜もきょう限り。
『Der Spieler』@フォルクスビューネ。〈開演1時間前にドストエフスキーの原作あらすじをウィキ知恵するという泥縄w。『賭博者』でした〉。そんな予習の放蕩破滅筋な第一連想は危口さんの「悪魔のしるし」だったりしたのはまあ余談で。
フランク・カストロフ演出で休憩込み4時間半!主人公アレクセイを演じるAlexander Scheerが、美形の長身、足なんか細くて超長い眼福な美形にもかかわらず、日本の小劇場俳優をも彷彿させる飛んだり跳ねたり痙攣したり叫んだりの演技が、たまらなくパンキッシュにかっちょよく、2列め中央席で目がハート。最初貴公子然としていたのが、ルーレットにのめりこむあたりでほとんどロックンローラーに、髪まで直毛横分けから縮れっ毛にまで変えて登場したのにも釘付け。他の登場人物も例によってひと癖ふた癖み癖な連中ばかりで、でっかいカメだのクロコダイルだののゴム製かぶり物?もお出まし。敢えて材木打って最低限飾っただけな回り舞台、定番のビデオ中継と、カストロフ風味は満点。とはいえアジテーション的/抽象的な台詞が続いて置いてけぼりくった以前のブレヒト作品と比べると、理解できる会話自体は結講多かったし、かつ異化効果高めとはいえ会話が基本なので、心情的にはずいぶん乗っかれました。
2幕目は、ルーレットしまくりぃの、その果てのグローバリズム的な台詞ありぃのあたりまでずっと中継映像で、資産家老婆がいきなりお色気衣装で賭博にのめり込むくだりなどは笑えたものの、温度上がらずにいたところへ、Alexander Scheerの椅子に立ったり床に転げったり早口でまくしたてる長台詞で、一気に集中、一気に過熱。とにかく惚れ惚れしました。全体の結論づけはやあまあ何というか金はさておき愛はどうよ的方面だったのかそれはそれで僕的には着地でき、長丁場も理解し切らないなりの充足感で埋まり、ほくほくして劇場を出た。
人けない公園の暗闇と冷気とオレンジの外灯に雪の白も加わったこの界隈の夜もきょう限り。
(Seite 1 von 87, insgesamt 260 Einträge)
nächste Seite »

